》宇佐美さんの分子生物学会レポート
2011/12/13
2011年12月13日ー16日、パシフィコ横浜で開催された第34回日本分子生物学会に参加した、医学科一年生・薬理新医学専攻生の一人である宇佐美良子さんから下記の分子生物学会レポートが寄稿された。今後の活躍が、期待される。
日本分子生物学会に参加して
三重大学医学部薬理学1年 宇佐美良子
学会に初めて参加したことは自分にとってとても刺激的な出来事だった。
普段は大学の研究室という場所で研究しているが、学会に行ってみて同じように研究している人がこんなにも大勢いるのだということを、実際に感じることができた。
ポスター発表や口頭発表は英語が基本で、単語の意味を調べて理解するのに時間がかかってしまい、内容を自分なりに理解することができなかったのは残念だった。
それまで自分にとって英語は学習すること自体が目的だったが、英語を使って発表などいろんなことができるようになることを目標にしたいと強く思った。
口頭発表の内容は今の自分には難しいと感じたが、生物で習ったp53やヒストンのアセチル化・脱アセチル化など知っていることが出てくる度にどんなことが関連するのだろうと、とても興味をひかれる内容だった。
ポスター発表の中で、FGFの内容を発表しているものがあった。今研究しているものとはsubfamilyが違ったがFGFを研究している人がいるのだと思うと仲間を見つけたようで嬉しくなったと共に負けていられないという気持ちも出てきて、今まで以上にモチベーションが上がった瞬間だった。ただ勇気が出なくて質問出来なかったことが後悔だ。
今回参加して、研究に対して更に積極的に取り組みたいと感じたことを忘れずにいたいと思う。
関連リンク
第34回日本分子生物学会HP
三重大学大学院医学系研究科薬理ゲノミクスHP