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2010/09/29

オミックス創薬・創食を実現するゼブラフィッシュ疾患モデルシステム

2010年9月29日ー10月1日、東京国際フォーラムで開催される、イノベーション・ジャパン2010−大学見本市に、以下の内容で出展いたします。この他にも2つ、合計3つのブースで、連続的に展示しますので、ご来場を、お待ちしております。

研究成果名:オミックス創薬・創食を実現するゼブラフィッシュ疾患モデルシステム/Omics Drug Discovery by Zebrafish Disease Model System
研究代表者所属名:三重大学大学院医学系研究科薬理ゲノミクス分野
研究者代表者名:田中利男/Toshio Tanaka
連絡先:三重大学大学院医学系研究科薬理ゲノミクス分野
TEL;059-231-5411, FAX;059-232-1765
URL; http://pgx.medic.mie-u.ac.jp
1) 産業界へのアッピールポイント
ゼブラフィシュで,数多くのヒト疾患モデルと臓器別in vivoイメージング用ラインなどを開発し、薬効,安全性薬理、毒性などのハイコンテンツスクリーニングとオミックス解析システムを実現している。
2) 技術の特徴
脊椎動物のヒト疾患モデルとin vivoイメージングのハイコンテンツとハイスループットを、ケミカルスクリーニングとオミックス解析で実現した独自のシステムであり、すでに民間17社との共同研究実績がある。
3) 想定される用途
アンメットメディカルニーズに挑戦する新薬開発、既存薬のリプロファイリング、バイオマーカー診断薬開発
4) 企業に期待するもの
我々が独自に開発した薬効,安全性薬理、毒性などのハイコンテンツスクリーニングとオミックス解析システムを、パートナーの探索研究戦略用に再構築し、医薬品や機能性食品の早期スクリーニングに活用する。
5)サンプルの提供・試作の有無
パートナーの探索研究戦略用に再構築し、医薬品や機能性食品の早期スクリーニングに活用出来るかを実証するための予備的共同研究が可能。
6) 外国出願特許の有無

7) 技術の概要
新規治療薬(核酸医薬や抗体医薬も含む)や新規食品成分の薬理作用、安全性薬理、作用機構解析等におけるin vivoハイコンテンツスクリーニングを、多彩なヒト疾患モデルにおいて実現する画期的ゼブラフィッシュモデルシステムであり、圧倒的ハイスループット、ダウンサイジング、in vivoイメージング、遺伝子介入の容易さによる作用機構解析、コスト削減、動物愛護管理法との調和性などが決定的優越性である。
8) 関係する助成制度
(1)NEDO、平成18−20年度大学発事業創出実用化研究開発「ホール・アニマル・ドラッグ・スクリーニングの実用化研究」

(2)NEDO、平成21−22年度大学発事業創出実用化研究開発「網膜疾患の蛍光画像診断を実現する蛍光染料プローブの実用化研究」
9)新技術に関する知的財産権
(1)心不全症状を呈するゼブラフィッシュ・国立大学法人三重大学・田中 利男、島田 康人、西村 訓弘・特開2007-129982
(2)心不全治療薬のスクリーニング方法・国立大学法人三重大学・株式会社三重ティーエルオー・田中 利男、島田 康人、藏 黎清、西村 訓弘・特開2008-193912
(3)魚の摂取量を個体ごとに測定する方法・国立大学法人三重大学・株式会社三重ティーエルオー・田中 利男、平野 稔、西村 訓弘・特開2008-220329
(4)トルサード・ド・ボアンツ型心室頻拍を呈するゼブラフィッシュ・国立大学法人三重大学・株式会社三重ティーエルオー・田中 利男、島田 康人、梅本 紀子、西村 訓弘・特開2008-118882
(5) MXD3遺伝子の発現阻害による肥満の抑制・国立大学法人 三重大学・田中利男,島田康人・出願番号:2009-208272


関連ファイル

Omics Drug Discovery by Zebrafish Disease Model System

関連リンク

イノベーション・ジャパン2010−大学見本市

三重大学大学院医薬理ゲノミクス