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》患者がん移植ゼブラフィッシュモデル(PDXZ)による創薬スクリーニングと個別化医療

                     
2021/10/13

BioJapan 講演
2021年10月13日、13:10?13:40
Presentation Stage C
パシフィコ横浜 展示ホール 1F

患者がん移植ゼブラフィッシュモデル(PDXZ)による創薬スクリーニングと個別化医療
三重大学大学院医学系研究科システムズ薬理学
田中利男
米国国立がん研究所(NCI)が、長年にわたる薬物スクリーニングにおいて株化ヒトがん細胞パネルを使用してきたが、この2D培養細胞による薬効スクリーニングの臨床有効性が認められず(<5%)、2016年から中止し、患者がん移植マウスモデル(PDXM,>80%臨床薬効予測能)が、国際的にも急激に発展している。しかしながら、患者がん移植マウスモデルには高度免疫不全マウスが不可欠であり、定量的薬効試験結果が出るのに約1年間が必要で、コスト問題など多くの課題が残されている。そこで、我々はゼブラフィッシュによる新しい患者がん移植モデル(PDXZ)を開発し、免疫システムが未熟な受精後36時間以内に正常ゼブラフィッシュへの患者がん移植における圧倒的な生着率の高さや生着スピードの速いこと、移植に必要な患者がん細胞が100個以下であり、2日間で定量解析できる薬効スクリーニングシステムを構築したので報告する。

関連リンク

BioJapan2021

三重大学大学院医学系研究科システムズ薬理学

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患者がん移植ゼブラフィッシュモデル(PDXZ)による創薬スクリーニングと個別化医療