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2010/10/03

メディカルゼブラフィッシュ研究は、産学連携で急激に発展する。

イノベーション・ジャパン2010ー大学見本市が、2010年9月29日ー10月1日、東京国際フォーラムにおいて、JSTとNEDOの共催で開催されました。全国のほとんどの大学からの出展,講演などがあり、予想以上の盛り上がりを見せていました。日本の3大産学連携イベントであり、今後の展開が期待されます。我々も、一研究室から3演題と、全国的に例の無い積極的な取り組みにより、産学連携への展開を試みています。

『オミックス創薬・創食を実現するゼブラフィッシュ疾患モデルシステム』

技術の概要
新規治療薬(核酸医薬や抗体医薬も含む)や新規食品成分の薬理作用、安全性薬理、作用機構解析等におけるin vivoハイコンテンツスクリーニングを、多彩なヒト疾患モデルにおいて実現する画期的ゼブラフィッシュモデルシステムであり、圧倒的ハイスループット、ダウンサイジング、in vivoイメージング、遺伝子介入の容易さによる作用機構解析、コスト削減、動物愛護管理法との調和性などが決定的優越性である。

産業界へのアピールポイント
ゼブラフィシュで,数多くのヒト疾患モデルと臓器別in vivoイメージング用ラインなどを開発し、薬効,安全性薬理、毒性などのハイコンテンツスクリーニングとオミックス解析システムを実現している。

技術の特徴
脊椎動物のヒト疾患モデルとin vivoイメージングのハイコンテンツとハイスループットを、ケミカルスクリーニングとオミックス解析で実現した独自のシステムであり、すでに民間17社との共同研究実績がある。

想定される用途
アンメットメディカルニーズに挑戦する新薬開発、既存薬のリプロファイリング、バイオマーカー診断薬開発

関係する助成制度
1)NEDO、平成18−20年度大学発事業創出実用化研究開発 2)NEDO、平成21−22年度大学発事業創出実用化研究開発

企業に期待するもの
我々が独自に開発した薬効,安全性薬理、毒性などのハイコンテンツスクリーニングとオミックス解析システムを、パートナーの探索研究戦略用に再構築し、医薬品や機能性食品の早期スクリーニングに活用する。

海外出願特許:


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イノベーション・ジャパン2010−大学見本市

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