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2016/12/07

五十鈴川の鴨

竹西寛子の五十鈴川の鴨は、日本語がかくも美しいと心にしみる小品です。見事な風景に恵まれており美し国とされているにもかかわらず、意外と作品数が少ないのが伊勢志摩文学です。作品は本質的には原爆文学ですが、むしろ伊勢志摩文学の代表作として救われるのは、自分だけかもしれません。


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