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Anesthesia technique for Zebrafish (2-PE)
100909MPZ Anesthesia technique for Zebrafish (2-PE)(Y.Shimada)
2-Phenoxyethanol (2-PE)を用いたZebrafish麻酔法の検討を行った。
成魚(3mpf)に対しては500 ppm
稚魚(2-7 dpf)に対しては300 ppm
が適当。
ちなみに1 hpf(受精直後)から500 ppmで1 hr曝露すると、4 dpfで浮腫個体が出現するが、300 ppmでは出現しない。
トリカイン法との比較では、稚魚では特に差を認めないが、成魚の場合、即効性と呼吸毒性が低く、麻酔による死亡が少ない。
(トリカインの場合、成魚を1時間麻酔すると死亡するが、2-PEは問題なし)
またトリカインはそれ自体が酸性なので、10mM HEPESなどでpH調整が必要だが(Zebrafish bookではTris使用)、2-PEは必要ないため準備が簡便である。